乱闘騒ぎの真因は……「自民党副幹事長」がひた隠しにするオンナ

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「ナンパされていない」

 果たして乱闘騒ぎの真因は……。件のガールズバーを経営する女性を直撃すると、事件当夜は常連である國場氏と一緒に飲んだことを認めた上でこう話す。

「その日は、(國場氏の)奥様が待っているところへセンセイをお届けする約束だったので、別に揉めたわけでもなく、えーと、ナンパされたわけでもないです」

 國場氏の後援会メンバーで、日頃から応援する間柄というが、男女関係についてはこんなふうに否定する。

「すいませんけど、私はオジサンは好きじゃないです。(國場氏と)10以上、歳が離れているので、それはないと思います。(國場氏からは)ガキって言われるので、お互いそういうふうに思ったことはないです」

 当の國場氏は、治療中を理由に書面で回答を寄せた。事件直前は〈ダーツバー〉にいたと前置きした上で、

〈ご質問のガールズバーで飲食した事実はありません。したがって、ガールズバーから知人女性を連れ出すこともありません。まして、同店経営者は家族で国場を支援してくれている方であり、国場の妻と親しい人物であり、「痴話ばなしがもつれ、喧嘩となる」はずもありません〉

 事実と全く異なるデマが拡散していると、“風評被害”を訴えるが、自ら飲んだ酒が招いた“暴風”であることには違いない。付言すれば、件のガールズバーを紹介したサイトでは、ダーツも楽しめる店と紹介されていることを指摘しておこう。今秋の県知事選は基地問題の天王山。結果如何では國場氏の責任問題となること必至である。

週刊新潮 2018年5月17日号掲載

ワイド特集「野に薫風 世に暴風」より

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