筆者の油価相場「読み違い」を自己分析する
2018年5月14日、在イスラエル米国大使館のエルサレム移転に対するパレスチナ人の抗議デモに対し、イスラエル治安部隊が銃撃し、60人以上が死亡、2000人以上が負傷した。
これを受け、世界の指標原油である北海ブレント原油価格はついに2014年11月末のOPEC(石油輸出国機構)総会前の水準である78ドル台にまで上昇した(前日比+1.11ドル)。ドナルド・トランプ大統領の「火遊び」がまた炎を上げたのだ。
一方、NYMEXのWTI原油は26セント増の70.96ドルで終えている。...