公約違反でも「小池百合子」が譲れない“五輪都知事” 恐怖人事に職員恐々
〈ある年代をすぎると、男はもはや自分から与えることはなく、ただ相手からうけとるばかりとなり……〉。フランスの文豪バルザックが著した『谷間の百合』の一節である。我が国の「谷間の百合子」もやはり“与えることはなく”なったように見えるのだが……
思えばあの頃、小池百合子東京都知事(65)は若かった。2016年、初の女性都知事になると、政治団体「都民ファーストの会」を結成。翌年の都議選では、有象無象に公認を“与え”て大勝。更に、新党「希望の党」を立ち上げ、総選挙で古巣・自民党に牙をむいた。...