新潟女児殺害事件で逮捕された小林遼容疑者の高校時代 卒アル写真で満面の笑み
不思議な表情
このような大事件が起こると、よく言われることではあるが、写真を見る限り凶悪そうな雰囲気はゼロだ。あれほどまでに残酷な事件を引き起こすタイプには見えない。作業服姿の写真も、どこにでもいる平凡な高校生という印象だ。
しかし、だからこそ怖さを感じるという人も少なくないだろう。「心の闇」という単語が浮かんだ方もおられるかもしれない。
午後10時40分ごろ、小林容疑者を乗せた車は新潟西警察署に入ろうとしたが、多くの報道陣が車を止めてしまうという異例の展開があった。フロントガラスからは、後部座席の真ん中に座る容疑者の顔が丸見え。既に新聞社などが写真をネット上で公開している。
高校時代の写真と比べると、まず髪が短い。更に顔が引き締まったというか、大人びた表情になっている。
そこには10代から20代へと着実に成長した青年の姿が見て取れる。そして、車の中の小林容疑者は不思議に穏やかな表情を浮かべていた。これも怖い。どこにでもいる平凡な男が、なぜ鬼畜の所業に及んだのか、捜査の進展が待たれる。
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