香取と草なぎの新ユニット「SingTuyo」を大メディア“忖度”でまたも黙殺

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配信1位でも、大手メディアの大半は報道せず

 SingTuyoと書いて「しんつよ」と読む。香取慎吾(41)と草なぎ剛(43)の2人によるユニットだ。初楽曲は「KISS is my life.」。キヤノンのデジカメ「EOS Kiss」のCM曲にも採用されている。

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 話題性が豊富なのは誰でも分かる。しかも、「KISS is my life.」がデジタル配信されているサイトを見ると、その全てでランキング上位に食い込んでいるのだ。つまり、手堅くヒットしている。例えば5月7日午後2時にチェックしてみると、以下のような具合だった。

◆iTunes:第3位
◆レコチョク:[デイリー]第2位 [週間]第1位 [月間]第3位
◆Amazon Music:[J-POP]第1位
◆Google Play:[楽曲ランキング]第1位

 ところが、これほどの人気にもかかわらず、SingTuyoに関する報道は異常なほど少ない。例えば「G-Searchデータベースサービス」で新聞・雑誌の記事を検索してみる。これは約150の新聞や雑誌の過去記事を調べることができるというものだ。ここに「SingTuyo」と入力しても、結果は何と1件しか表示されない。

◆4月10日 日刊スポーツ 「草■(■は弓ヘンに前の旧字体その下に刀)&香取 新曲配信」

 では次にYahoo!ニュースの検索欄を使ってみよう。こちらは25件となった。タイトルは省略し、配信したメディアの社名を見ていただこう。

 Billboard Japan 、エキサイトミュージック、 M-ON!Press(エムオンプレス)、BARKS、オリコン、音楽ナタリー、J-CASTニュース、MusicVoice、東スポWeb、ねとらぼ、rockinon.com、CDジャーナル、CINRA.NET、まんたんウェブ――。

 音楽ニュースに特化したネットメディアが目立つ。こういうネタに飛びつくはずの「サンケイスポーツ」や「スポーツニッポン」などのスポーツ紙は皆無だ。

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