馬場の好敵手であり盟友 人間発電所「ブルーノ・サンマルチノさん」の心意気(墓碑銘)
その訃報はおなじみの愛称のほか、「プロレス界の伝説」「真のスーパースター」といった呼び名と共に伝えられた。ブルーノ・サンマルチノさんの生涯を、週刊新潮のコラム「墓碑銘」から振り返る。
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1972年10月22日、全日本プロレスの旗揚げで、ジャイアント馬場とブルーノ・サンマルチノは熱闘を繰り広げた。
身長209センチの馬場は、サンマルチノより20センチ以上も高く、体重も上回る“東洋の巨人”。だが、サンマルチノは怪力の持ち主なのだ。...
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