TOKIO山口の事件で、弟分の「嵐」はとんだとばっちりを食っていた!

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同日同時刻に山口が会見

 しかし、甲子園のウグイス嬢に名前が呼ばれたまさにその頃、東京では別の会見が始まろうとしていた。

「TOKIO山口達也(46)の会見です。開始時間は甲子園での会見と全く同じ、4月26日午後2時でした。女子高生への強制わいせつで書類送検されたのが前日の25日で、急遽、山口の会見が行われることが発表されたわけです。国民的アイドルが強制わいせつ事件を起こしての会見ですからね、新聞、テレビはもちろん駆けつけましたよ」(社会部記者)

 その会見の模様は、散々報じられたから今さら説明は不要だろう。その日の報道番組はむろん第一報は山口で、その後は、翌日に迫った南北朝鮮会談のこと。「熱闘甲子園」を放送するテレビ朝日の「報道ステーション」でさえ、嵐の会見については一言も触れなかったのだ。

 翌日のワイドショーも山口一色、スポーツ紙も1面から社会面までほとんどが山口に占拠され、甲子園を借り切って行われた嵐の会見が報じられたのは、いわゆるベタ記事ばかり。

「限られた紙面ですから、しょうないですよね。どっちがデカい記事になるかは、はっきりしています。ジャニーズの関係者は、もちろん『同じ時刻の会見になったのは偶然』と言っています。まあ、嵐どころではなかったんでしょうけど。甲子園の会見の最後には、山口についてコメントを求めた記者もいたのですが、櫻井翔(36)など無言のまま通り過ぎていきました」(前出・スポーツ紙記者)

 とはいえ、大宣伝してもらえることを望んだ会見だったに違いない。まさか同じ事務所の所属タレントに奪われるとは思いもしなかっただろう。

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