セクハラ次官代行「矢野康治」官房長 次の次が見えて“ヒラメ化”?
「正義感と論理の人」――。それが省内の「矢野評」である。否、「であった」とすべきか。福田淳一氏の事実上の首を受け、次官の不在を代行として埋める矢野康治官房長(55)は「次の次」の次官が見えて、ヒラメ化した?
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官房長は事務次官、主計局長に次ぐポストであり、官房長経験者は過去11代続けて次官に就任。つまり、1985年に入省後、大臣官房文書課でキャリアをスタートさせ、2005年には財政健全化を謳った著書を上梓した矢野氏も、「次の次」を射程に収めているのだ。...