“自分の声はわからない”“全体を見れば…” セクハラ次官が重ねた苦しいゴマカシ
異端審問所に引きずり出されたガリレオのヒロイズムを気取っていたのだろうか。「それでもセクハラはしていない」「自分の声はわからない」――。最強官庁のトップが重ねるお笑いなゴマカシをご紹介する。
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4月16日に財務省が発表したペーパーには、ざっと以下のように記されていた。
〈賑やかな店のようだが、そんな場所で女性記者と会食をした覚えはない〉
〈女性記者と(週刊新潮に書いてあるような)やりとりをしたことはない〉
〈女性が接客をするお店で言葉遊びを楽しむようなことはある〉
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