日報問題が直撃「稲田朋美」資金パーティー 漏らした“また大臣やりたいんよ”

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“また大臣やりたいんよ”

 実際、当日の出席者の中に、知られた顔ぶれはほとんどない。人数は過去に比べると若干少ないようだが、会場からは度々、大きな拍手が鳴り響くほど。悲愴感はあまり漂ってはいないのである。

 さる政治部記者によると、

「日報問題を自分なら解決できると踏んでいるのか、“また防衛大臣をやりたいんよ”と周囲に漏らしています。どの口が言うんだと誰もが呆れていますが……」

 もっとも、知らぬは本人ばかりのようで、実は大臣再登板どころか、仮に近いうちに解散総選挙となれば、バッジを付けることすら危うい状態にあるという。

「昨年末に地元福井で行われた党県連会長選で、結果が稲田さんの意にそぐわなかったため、彼女が選挙のやり直しを求めたのです。地元支部所属の市議たちは“冗談じゃない”と猛反発し、彼女は未だ完全に孤立した状態です。県連が公認の推薦をすんなり中央に上げるかは疑問です」

 安倍総理の威光をバックに、日本初の女性総理候補ともてはやされたことが、今では嘘のようである。

週刊新潮 2018年5月3・10日号掲載

ワイド特集「女は二度生まれる」より

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