TOKIO山口達也「契約解除」 遅すぎた決断の背景にジュリー副社長の“迷い”

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1度は下した“英断”

 後手に回り続けた危機管理を再認識させた結末となった。ジャニーズ事務所は5月6日夜、「当事務所所属、山口達也に関する契約解除のお知らせ」と題するFAXをマスコミ各社に送付した。山口達也(46)の辞意申し出が受理されたのだ。

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 FAXの要点を念のため列挙しておこう。

◆TOKIO4人が行った5月2日の会見後、6日に改めて山口本人から強い辞意を事務所に伝えてきた

◆ジャニー喜多川社長(86)とリーダーの城島茂(47)が協議して受理を決めた

◆事務所を退所しても山口に対するサポートは継続する

◆TOKIOを「大人のグループ」として尊重し、意思決定に関与させたことに批判も受けた。今回の決定と責任は全て事務所が負う

◆2日の会見でも言及した「4人のTOKIOが必要とされるのか」という命題を背負い、残りのメンバーは「茨の道を歩む」。今後に温かい眼差しを注いでいただけたらありがたい

 今回の強制わいせつ事件の取材を続けている担当記者が明かす。

「『どうせ辞めさせるのなら、最初からクビにしておけばよかった』という世論も少なくないでしょう。ジャニーズ事務所が迷走したのは事実ですが、内部を取材すると様々な葛藤が存在したことも分かってきました。例えば、わいせつ事件は2月12日に発生し、事務所の上層部が把握したのは4月16日とされています。ここで重要なのは、副社長の藤島ジュリー景子さん(51)が『山口を辞めさせることになっても仕方ない』と考えていたのは事実だということです」

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