「田中角栄」生誕100年 5人の元担当記者が語る“知られざる素顔”

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 徒手空拳で権力の階段を上り詰め、首相を退いた後も闇将軍として永田町を脾睨し続けた田中角栄元首相。今年5月4日で生誕100年を迎え、新潟県・柏崎市にある生家の一般公開が始まった。

「週刊新潮」は2013年に、間近で田中角栄を見つめた“番記者”たちによる座談会を掲載した。当時、83歳から63歳まで5人の男たちが語った「それぞれの角栄」エピソードをご紹介しよう。

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通信社記者: 83歳の私にとって、田中との出会いは半世紀以上前のことだから、往時茫々とした感は否めないはずが、まるで昨日のことのように思い出す。...

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