中国のガッキー「栗子」の日本進出に、中国人がケチをつけている
なんで北海道限定なんだ！
ガッキーこと新垣結衣（29）にそっくりと話題になった“中国のガッキー”が日本のCMに出演を果たした。ところがこれが北海道限定のCMで……。
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本人が投稿したSNS画像（現在のフォロワー数は14万2000人）で、中国のガッキー、いやガッキーよりも可愛い、などと話題になった“栗子”こと龍夢柔（ロン・モンロウ）ちゃん（22）の初出演したCMが、4月18日より北海道限定で放送されている。
4月24日にオープンする「東急ステイ札幌」のCMで、ホテルに滞在中のモンロウちゃんが、札幌時計台や赤レンガ庁舎、円山動物園などの観光地を巡るもので、「オハヨー」「イテキマース」「イタタキマース」などといった台詞も入る。CMとメイキング映像はYouTubeでも公開されている。
ちょっと太ったか？ ガッキーっぽさは減ったようにも見える、でも可愛い――だからこそ、テレビでも見たい。
「彼女は中国湖南省の出身で少数民族トゥチャ族の生まれ。大学から上海に移り、上海海洋大学に在学中に、中国のオーディション番組「来たれ！シンデレラ」でグランプリを獲得しました。中国人も認める美人というわけですが、“スターになりたいとは思っていない。私は新垣結衣ではないし、普通の大学生です”と芸能界には入らないことを宣言していました。それがまた健気、と人気を呼んでいたのですが、大学を卒業し、いきなり日本のCMに出るとは思いませんでしたね」（在中国記者）
中国ではやっかみの声
今年（2018年）1月16日には情報番組「PON！」（日本テレビ系）に出演し、こう語っていた。
「卒業後はテレビや芸能関係の仕事をやってみたいと思っています。必ず有名になりたいとは考えたことがありませんが、やってみてもいいかなと思いました。特に日本でも活動してみたいです」
さらに2月6日には「めざましテレビ」（フジテレビ系）、3月に入ると2日の「花咲かタイムズ」（CBCテレビ）と8日の「なないろ日和！」（テレビ東京系）にも出演し、着々と準備を進めており、今後は日本で本格的に芸能活動を行うようだ。
中国奥地に暮らす少数民族の両親に仕送りでも出来ればいいと思うが、なぜか中国内では嫉妬ともやっかみとも思える声が巻き起こっているという。
「中国版Twitterの微博にも、彼女のCM動画が転載されているのですが、“芸能界には入らないって言ってなかった？”“全部ガッキーの物真似”“同じ顔2人もいらなくないか？”“本物のガッキーはギャラが高いから、彼女を使った”などといった書き込みが溢れているんです」（同）
似ているからこそ起用
余計なお世話としかいいようがないが、まあ確かにギャラはガッキーよりは安いだろう。東急ステイはなぜ、彼女を起用したのだろうか。同社は彼女のCM起用に当たって、次のように発表している。
「CMの起用理由はロン・モンロウさんと東急ステイのある共通点からでした。ホテルはどれも似ていると思われがちで、ロン・モンロウさんもとある有名女優に似ていると話題になったひとり。東急ステイもロン・モンロウさんも自身にしかない個性や魅力があり『自分らしさ』を伝えていきたいという想いで重なる部分がありました」
ガッキーに似ていることを逆手にとっての起用のようで、中国人が気をもむことではない。
それよりも、北海道のホテルのCMなら、道外で流した方が宣伝効果があるのではないだろうか。また、東急ステイは北海道にはこれが初進出となるが、東京ではすでに18カ所が稼働している。こちらのCMもやってもらったら？
ともあれ栗子、中国人からの雑音など気にせず、日本で頑張ってもらいたい。
