それでも続く「小室圭さん」宮邸訪問 結婚凍結の打開に“2つの課題”も…
昨年9月の会見では秋篠宮家の長女・眞子さま(26)に「太陽」と称えられた小室圭さん(26)。彼を取り巻く状況をおさらいしておくと、昨年末、母親の佳代さん(51)が、元婚約者との間に400万円を超す金銭トラブルを抱えているとの記事を「週刊女性」が掲載。年が明け、本誌(「週刊新潮」)を含む複数メディアが再び報じたことで、ことは一気に深刻化した。
秋篠宮家の事情を知る関係者が言う。
「年末以降、母子がそれぞれ秋篠宮邸を訪れて事情説明を繰り返してきたのですが、男性から援助された生活費や学費について、佳代さんはあくまで贈与だという認識を崩さず、返済の必要はないと主張。その一方で『どうしても返済が必要だと仰るのならば、皇室の方で用立てていただくことはできませんか』と打診してきた。これを聞いてご夫妻は大いに驚かれたのです」
件の金銭トラブルは、佳代さんのみならず小室さんとも不可分である。というのも400万円を超す資金は、ICU入学金や授業料、そしてUCLAへの留学費用などに充てられ、また小室さん自身が、返済を求める男性との話し合いの場で母を援護しながら、
〈(貸与ではなく)贈与だと認識している〉
そう発言していたのだ。結果、2月6日には宮内庁が結婚を「再来年に延期」と発表するに至り、若い2人の将来は目下、凍結されたままである。
「秋篠宮家は現在、事態の打開を図るべく2つの課題を小室さんに提示しています。まずは、パラリーガルという経済的に不安定な立場の彼が、将来を見据えた進路を示すこと。そしてもう1つ、相手の男性との金銭トラブルを、何らかの形で収束させること。この2点を先方に伝えて数カ月が経ちますが、改善に向けて動いている気配はありません。それよりも『のど元過ぎれば熱さ忘れる』とばかり、やり過ごそうといった様子が見てとれます」(同)
秋篠宮邸への“定期訪問”
そうした一端が窺えるのは、秋篠宮邸への“定期訪問”である。金銭トラブルが表面化して以降、外でのデートもままならず、宮内庁側も万一のアクシデントに備え、2人きりで会う状況を作り出さないよう腐心している。代わりに唯一の「アクセスポイント」として、赤坂御用地が選ばれているのだ。
結婚延期が発表されて以降、小室さんは3回にわたって宮邸を訪れている。まず2月17日。続いて3月9日の夕刻。この日は、2時間半滞在しながら秋篠宮ご夫妻への御目通りが叶わず、もっぱら職員による“事情聴取”に終始した。そして、その3週間後の3月31日、彼の姿はやはり赤坂にあった。
「小室さんは依然、結婚を全く諦めていません。それと呼応するように、眞子さまもまた2年間の“冷却期間”が設けられたというのに小室さんへの思いを断ち切れないでいらっしゃる。職員が聞き取りをするだけならば、わざわざ宮邸に呼ぶ必要はない。制約がある中でも一緒に過ごしたいとの強いご希望を、他ならぬ眞子さまが強く持たれている証なのです」(同)
かけられてしまった“魔法”は、ちっとも解けていないと言うのだ。