翁長知事の病状めぐり… 沖縄知事選“前倒し”攻防
20世紀最後の革命家と呼ばれたフィデル・カストロは死の間際まで真の病状を明かすことはなかった。
今月5日に検査入院した沖縄の革命家、翁長雄志知事(67)がその詳細を語ろうとしなかったのも同じ理由からであろうか。
県政担当記者によれば、
「7日に退院した後も病状は隠され、10日の知事会見で初めて膵臓に腫瘍があると語ったものの、核心に触れる説明はなかった」
あくまで癌ではなく“腫瘍”であり根治できると主張した翁長知事。しかし今秋に2期目の選挙を控えた知事の病状を巡っては、当初より情報が錯綜していた。...