検証!大杉漣さんのお別れ会で「草なぎの弔辞」をカット、不毛なテレビ局の忖度
テレビは村上の号泣ばかり
他はどうだったかといえば、その多くが涙滂沱で囲み取材に答える、関ジャニ∞の村上信五(36)と同じくジャニーズ事務所の生田斗真(33)の姿を放送したのである。村上は「ありがとう、オカン」(フジテレビ系)、生田は映画「土竜の唄」などで大杉さんと共演している。
共演が少ないから取り上げるな、と言うつもりはない。故人への思いは人それぞれだ。
ならばこそ、遺族も認めるほどのつき合いがあった草なぎの弔辞も取り上げるのが、普通ではないだろうか。草なぎの名すら読み上げぬ番組もあったほどなのだから。
「草なぎさんは、この日が舞台の初日ということもあって、すぐに会場を去ったようですからね。もし舞台がなくても、取材は受けなかったかもしれません。相当落ち込んだそうですから。それでもスポーツ紙は、草なぎさんの弔辞をいいと思ったから掲載しているわけです。いくら会場内の撮影ができなかったからとはいえ、テレビだって囲み取材がなくてもいくらでもやり様はあるでしょう。フジテレビなんて、あれほど共演シーンを持っているわけですし。それでもやらなかったのは、ジャニーズ事務所を気遣ったとしか考えられません」(芸能記者)
SMAPが解散して1年4カ月、草なぎ、稲垣、香取慎吾(41)の3人がジャニーズ事務所を抜け、新事務所を立ち上げて半年以上が過ぎているのに、この有様である。
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