セクハラ「福田次官」辞任 直撃取材「一問一答」を全公開
“責任取りようがない”
記者1 女性とお酒飲まれるのはお好きなんじゃないですか。
福田 先週だって女性が入っている席なんてほとんどないよ。大勢の中に一人くらいいたかもわかんないけど。
記者1 そう言う、「かわいいね」とか……
記者2 金曜日はどちらで飲まれたか、次官覚えていらっしゃいますか。
福田 覚えているわけないだろう。
記者2 ほとんど女性が同席している席で、飲んでいらっしゃらないと仰っていますけど。
福田 ほとんどとは言っていないだろう。だれか、1人くらいいることはあるさ。
記者2 1人だけですか? もう少し、人数がいたんじゃないですか?
福田 そんなのわかんねーよ、いずれにしてもそういうことはしたことはないんだから。
記者2 その場でも何も仰っていませんか?
福田 えっ? なに?
記者2 その場でもそういうセクハラ的な発言はされていないという風に言えますか?
福田 なにもしていない。なにもしてないよ。いい加減にしてくれよ本当に。
記者1 次官、いい加減どころか、僕ら真剣に聞いているんですよ、いいですか。
福田 ないよそんなこと、相手のありかた(?)がおかしいんだよ
記者1 いいですか?
記者2 仮にそういうですね客観的な……
福田 ないよそんなこと!
記者2 証言であるとか、証拠がでてきた場合は、次官……。
福田 そんな、そんな、そんな何か言っているやつなんて客観的なんてことはないだろう。
記者2 そういうですね、証言、証拠がでてきたら、次官はどういう風に責任をとられますか?
福田 証言なんてほんとかどうかわかんねーじゃねーかよ。
記者2 じゃあ、客観的な証拠がでてきた場合はどうしますか?
福田 客観的な証拠なんかないんだから。
記者2 ない? でてきたら、どうしますか?
福田 ないんだよ、失礼じゃないの、君は。
記者2 責任とられますか?
福田 ないものは責任取りようがないだろう、ないんだから。
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“セクハラはしていない”という回答に終始した福田氏。上記のやりとりの一部は、「デイリー新潮」にて動画で公開中である。
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