ディーン・フジオカ、“裸NG”で現場混乱

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“太っているから”

 スポーツ紙記者が言う。

「映画は、ディーンが裸で海岸に漂着するというシーンから始まります。その場面で、所属事務所が“替え玉”つまり代役にしてくれと言ってきたそうです」

 今回の“裸NG要請”について所属事務所は、「そのような事実はありません」と回答。また、フジテレビは、「制作の詳細はお答えしていません」と答える。だが、

「替え玉要請があったのは、間違いありません」

 と声を潜めるのは、映画業界関係者だ。

「しかも、その理由は、“鍛え抜かれた体ではなく、太っているから見せられない”ということでした。重要なシーンですから、制作サイドはディーン側を説得したものの、折り合いがつかず、結局、一部、替え玉にしたというのです。実際、完成した映画を見ても替え玉にしようがしまいが、何ら影響はないように感じたのですが、それでも彼は裸NGにこだわったのです」

 映画配給元の担当者は替え玉の事実は認めつつも、太ったことによる代役起用については一切なかったと否定し、「監督もそのような理由での“替え玉”撮影に応じる方ではありません」。

 では、なぜ裸NGなのか。芸能関係者が解説する。

「彼は、昨年から俳優だけでなく、情報番組に不定期出演して、社会問題のレポートなどに手をひろげています。ゆくゆくは社会貢献や環境問題に取り組み、キャリアアップを図ろうとしているのです。そこへタトゥーや裸を出すことはマイナスだと考えたのでしょう。別に彼が太っているなんて誰も思わない。本当に鍛えていないというのがNGの理由なら、役作りが出来てないことになり、俳優として問題ですよ」

 ヘンにこだわると、本業を失いかねない?

週刊新潮 2018年4月5日号掲載

ワイド特集「散る桜 残る桜も 散る桜」より

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