「石破茂」が吼えた! 「“安倍加憲案”は禍根を残す」
自民党は何かを決定するとき、拍手で決めることが多い。「そろそろ意見も出そろいましたので、ここらで一任するべきじゃないですか」という声が出て、すかさず賛成派から一斉に拍手が起きる。今回、改憲案が細田本部長(博之・憲法改正推進本部長)に一任されたのも、まさにこれでした。
しかし、改憲という戦後の一大事業まで、拍手で済ませていいのでしょうか。私に言わせれば、大事な憲法改正なのに、意見の異なる者同士の激しいやり取りがなかったのはおかしい。党内での議論は、ほとんどなかったのです。...