AKBと乃木坂が盛り上げる「競馬番組」戦国時代――ついにジャニーズも参入
さんまに始まる競馬好き芸人
競馬好きを公言するお笑い芸人も増えた。テレビ局の幹部は言う。
「最初は明石家さんまさん(62)かもしれませんね。JRAのCMにも出ていましたし(編集部註:03~04年)、バラエティでも魅力を語っていました。最近は『アメトーーク』(テレビ朝日系)で“競馬大好き芸人”として、麒麟の川島明(39)やジャングルポケットの斉藤慎二(35)、ナイツの土屋伸之(39)、カンニング竹山(47)なども出演しています。麒麟の川島は関西テレビの競馬中継番組『KEIBA BEAT』のMCですし、ジャンポケの斉藤はテレビ東京系の『ウイニング競馬』のMCも務めるほど、もはや趣味とはいえないレベルですよ」
芸人はおろか、いまや現役アイドルが競馬好きを公言し、競馬中継番組のゲストに招かれるほどだ。
「元AKB48の小嶋陽菜(29)や乃木坂46の白石麻衣(25)は、日曜午後の競馬中継番組『みんなのKEIBA』(フジテレビ系)に不定期ゲストとして出演しています。恐らくAKBグループがJRAと関わるきっかけは、12年の“SMART!JRA”キャンペーンにAKB48が起用されてからと思います。もともと、AKBの管理会社であるAKSの窪田康志代表の父親は馬主で、自身も馬主ですからね。また秋元康(59)も競馬好きといいます。それもあって、当時のメンバーだった篠田麻里子(32)や宮澤佐江(27)らで“競馬部”を結成し、CM出演の座をかけて競馬の予想対決を行ったりもしたんです。その延長でコジハルはじめAKBグループのメンバーはフジテレビ深夜の競馬バラエティ『うまズキッ!』(13~16年)に続いて『馬好王国〜UmazuKingdom〜』(17年~)にも出続けているんでしょう。女性アイドルが競馬の魅力を語るなどは、ギャンブル色を払拭させたいJRAにとっては願ったりかなったりでしょう」(同・テレビ局幹部)
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