DeNA筒香の帽子のつばは何故「真っ平」なのか ヒップホップとの意外な関係
侍ジャパンで行われた“改革”
プロ野球ファンにクイズを出題させていただく。2017年2月、侍ジャパンは宮崎県で合宿を行った。その時の「帽子」に関する問題だ。
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いわゆる野球帽、ベースボールキャップのことだ。以下の6選手が野球帽に関して、ある「選択」を行った。それが同じだったということで話題になったのだ。6人は帽子の何を選んだのか、お分かりになるだろうか?
6人の名前と現在の所属チームは次の通りだ。ダイヤモンドバックス・平野佳寿(34)、ロッテ・石川歩(29)、広島・菊池涼介(28)と田中広輔(28)、日ハム・中田翔(28)、DeNA・筒香嘉智(26)――。
ひょっとすると菊地と筒香の名前で、閃いた方がおられるかもしれない。回答は「つばが真っ平な野球帽」になる。あくまでも、この合宿での話だ。曲がったつばが近影となっている選手もいるだろうが、ご理解をお願いしたい。
出典は、ネットメディア「Full-Count」が報じた「代表選手の“ありのまま”をサポート 侍Jが“つば真っ直ぐキャップ”導入」(17年2月27日)の記事だ。そこには次のような指摘がある。
《これまで侍ジャパンで用意されていたキャップは、最初からつばがカーブしているタイプだけ。普段は所属チームで“つば真っ直ぐキャップ”を被っている選手たちも、否応なしに“カーブつば”を被っていた。
だが、侍ジャパンでは今回の強化合宿から“つば真っ直ぐ”と“カーブつば”の2種類のキャップを用意。選手は自分の好きなタイプを選択できるようになった》
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