女性巡査が暴力団組員と交際 別れを拒み依願退職

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“不問に付すから”

 暴力団組員と禁断の恋に落ちた女性巡査とは、どのような人物か。

 警視庁関係者によれば、

「父親も警察官で、本庁に勤務する警部です。本人はメガネをかけていて、小柄ながら整ったスタイルの美人。ただ、以前にも妻子持ちの上司との不倫が噂になったことがあったから、男女関係にはルーズなのかもしれません。実は、ヤクザとの交際が発覚し、人事1課が動き始めた当初、新宿署の上層部が、“いますぐ別れれば、不問に付すから”と温情をかけた。にもかかわらず、女性巡査がヤクザと別れることを拒絶したと言われています」

 実は、いまなお懲りずに、女性巡査は暴力団組員にゾッコンらしいのである。

「ヤクザには、女性の扱いに長けているのが多いのは事実。女性を夢中にさせて、金づるに仕立て上げるためです」

 とは、暴力団に詳しいノンフィクション作家の溝口敦氏だ。

「親密なスキンシップを欠かさず、しかし、ある時には暴力も振るい、飴とムチで女性をコントロールする。そのうえ、ヤクザは性的な面での努力は惜しまず、性器に真珠を入れたり、SMチックなことを取り入れたりして自分とのセックスを強烈に印象付けるのです。女性巡査は、交際相手のヤクザに、例えば手錠プレイや制服プレイなどの手ほどきを受け、非日常的な行為に溺れてしまったのかもしれませんよ」

 桜田門の「マル暴の女」は色の欲に散ったというわけか。

週刊新潮 2018年4月5日号掲載

ワイド特集「散る桜 残る桜も 散る桜」より

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