「ジュリアナ」が原点! 型破り「アッキー」の酔狂伝説
「百薬の長」と呼ばれる酒も、いざアッキーが口にすれば「百毒の長」になる。さすがはファーストレディ、シラフでなくとも「長」であることに変わりはないのだ。そんな酒の味を覚えた総理夫人には、いつも型破りな酔狂伝説がつきまとう。さぁ、イッキ!にご紹介して進ぜよう。
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〈どうも、飲むのが人一倍速いようです。とくに「まずビール一杯」は誰よりも速い。自分より速い人がいると、「あっ、負けた……」と悔しくなるほど〉
これはアルコール中毒患者が綴った反省文──ではない。我が国の総理夫人・安倍昭恵氏(55)が3年前に上梓した自叙伝『「私」を生きる』で述べた一節である。
あの北条政子、日野富子や淀君でさえ、ここまで赤裸々に酒への執着を口にしたことはないだろう。けれどこれには続きがあって、
〈若いころは失敗も重ねましたが、いまは「ほどほどのお酒で良いご縁をいただいている」といったところでしょうか〉
などと、過ぎ去りし日々を反省してもいる。
そんなアッキーの〈若いころ〉を知る関係者が言う。
「電通に勤めていた頃から、昭恵さんは昼より夜の“宴会部長”として有名で、よく同僚と飲み会を開いてはディスコに通っていました。ロングヘアにボディコン姿で、あの『ジュリアナ東京』ではVIP席にたむろしていたこともありましたよ」
今や懐かし「ジュリアナ」といえば、“お立ち台”と呼ばれる舞台に立ったOLたちが、扇子を片手に狂喜乱舞の宴を繰り広げた都内屈指のディスコだ。
バブル崩壊と共に店が姿を消すと、そこは殊勝なアッキーである。政治家の妻として、今度は夫と共に“お立ち台”に上って選挙を闘ったが、
「大好きなお酒への熱は増すばかりで、転機となったのは6年前。姑の洋子さんや夫の反対を押し切って、都内・神田で居酒屋を自らオープンさせたことでしょうな」
とは、さる店の常連客だ。
「昭恵さんは最初から最後までビールを飲み続けるビール党。特に、生ビールのジョッキが大好物で、一度に10杯くらいは平気で飲み干してしまう。お酒が強いだけじゃなくて、飲むスピードも速いんだな」
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