順天堂医院が隠蔽していた「新生児取り違え」 被害者が苦悩を明かす

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「名門」としてその名が知られる順天堂医院で、新生児の取り違え事件が起きていた。しかも病院側はその事実を隠し、“口封じ”として金銭の支払いまで行っていた。

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 この驚きの事件について明かすのは、順天堂大学医学部附属順天堂医院の関係者だ。取り違えが起きたのは半世紀ほど前、被害者は東京都内で暮らす男性であるという。

「DNA検査の結果、育てられた親との間には親子の可能性が0%だと判定されて、たしか一昨年の初めだと思いましたが、順天堂医院に確認を求めてきたんです。...

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