「たけし」キスシーンにも激怒 “殿ご乱心”を招いた愛人

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キスシーンに激怒

「たけしさんは16年にテレ朝の人気ドラマ『ドクターX』のスペシャル版に出演したことがあるのですが、横井さんはそのドラマのあるシーンの撮影に激怒したことがあるそうです」

 そう明かすのは、テレビ局関係者である。

「それは橋本マナミとのキスシーンで、撮影があったことを知った横井さんは“冗談じゃない!”“許せない!”と怒ったらしい。たけしさんは周囲に“橋本マナミとキスしたもんだからオネーチャンに叱られて叱られて”と言い、“あのシーン何とかならないかな”という相談までしていたそうです。同じドラマには岸本加世子とのキスシーンもあるのですが、横井さんは“岸本とならいい”と言ったそうです」

 たけしは自らが女性に求めるものについて、次のように記している。

〈結局、彼女だろうと、いまのオネーチャンたちだろうと、オイラにとってはみんな母親と同じなんだ。世話を焼いてくれればそれでいい〉(前掲書)

 たけしの知人が言う。

「おそらく今、たけしさんの側にいる横井さんは“母親役”をうまくこなし、何から何まで世話をしてあげており、たけしさんはそれに頼りきっているのでしょう。しかし、たけしさんが女性に求めているのはそれだけではなく、時には叱ってくれるような“激しさ”も必要なのです」

 母親のような優しさと激しさ。それをうまく使い分けながら横井さんはたけしの心を徐々に掴んでいったのだろうか。

週刊新潮 2018年3月29日号掲載

特集「『ビートたけし』を『裸の王様』にした18歳年下の愛人 『殿ご乱心』の声も上がる電撃独立の舞台裏」より

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