「たけし」キスシーンにも激怒 “殿ご乱心”を招いた愛人

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「目を覚ませ、たけし」

〈たけし 独立“愛人”との会社が新拠点〉

 スポニチがそんな見出しのスクープ記事を1面にデカデカと掲載したのは、去る3月14日のこと。

〈お笑い界最大の実力者で世界的な映画監督でもあるビートたけし(71)が3月いっぱいで所属事務所「オフィス北野」を退社し、独立することが13日、分かった。“愛人”とも伝えられるビジネスパートナーの女性と新会社を設立しており、来月の新年度から拠点にする〉

 記事に登場する“愛人”こそ、冒頭で触れた「龍三と七人の子分たち」の撮影現場でたけしの横に座っていた女性だ。3年前、たけしと共に「T.Nゴン」なる会社を立ち上げて代表取締役におさまったその女性、横井喜代子さん(仮名)は現在50代前半。元々は銀座でホステスをしていたという。

「軍団を含め、これまで背負ってきたものをいったん下ろしたい。自分の時間を増やしたい」

 記事によると、たけしは「オフィス北野」の森昌行社長(65)にそう述べたという。「フライデー襲撃事件」を起こして「太田プロダクション」を退社したたけしが森氏と共にオフィス北野を設立したのは1988年。何の因果か、それから30年という節目の年に独立、森氏と袂を分かつことになったわけである。

「今回のたけしの独立騒動に関しては、“頼むから目を覚ましてくれ”という思いでいっぱいです。これまでたけしを支えてきた、心ある各テレビ局のブレーンたちは皆が口を揃えて同じように話していますよ。頼むよ、たけちゃん。目を覚ませ、たけし、と……」

 そう語るのは、「ツービート」結成当時からたけしを知るテレビ朝日元プロデューサーの皇(すめらぎ)達也氏である。

「このままだと、たけしの才能がその女性のせいで潰されてしまう。彼を潰したくないんですよ。彼の才能というのは、芸に対する純粋な探究心。計算や打算を一切匂わせない頭の良さもある。女と一緒にいたいのなら勝手にいれば良い。でも、仕事が絡む話になっているのはマズイよ」

「ビートたけしのスポーツ大将」や「TVタックル」を手がけ、たけしの“恩人”である皇氏も独立に関して一切報告を受けていないという。

「オフィス北野を設立する際、当時、テレ朝の番組制作にディレクターとして携わっていた森さんを気に入り、“一緒にやりたい”とたけしから四谷の鮨屋でお願いされ、森さんの会社の社長を説得するなど仲介してあげたのが私です。それなのに何の連絡もなく独立なんて、たけしらしくない。たけしはそんな男じゃない。おそらくその女性に洗脳されたような状態になっているのでしょうが、とにかく目を覚ませと言いたい」(同)

 洗脳――。皇氏だけではなく、今回の独立騒動について心配している複数の関係者の口から、その言葉が漏れた。果たして、独立騒動の鍵を握る女性、横井さんとたけしの関係は如何なるものなのか。

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