長浜市長、「愛人の公的支援」で市議会紛糾 シラ切り通す

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 一旦、契りを交わした愛人は、決して見捨てたりしない男の中の男である! 当選早々に“不倫スキャンダル”が発覚した“長浜市長殿”は、議会で問題を追及されても、愛人のプライバシーを盾にシラを切り通したのだ。きっと保身の気持ちはこれっぽっちもないはず。“滋賀の誇り”というほかない。

 本誌(「週刊新潮」)が藤井勇治市長(68)の「愛人支援」疑惑を報じたのは、3月1日のことである。

 記事では、藤井市長が現在独身であるのをいいことに、夜な夜な40代の人妻を自宅マンションに泊めていたという「秘め事」を写真付きで掲載した。

 さらに重大な疑惑が、もう一点。長浜市が第三セクター方式で昨年オープンさせた複合施設がある。そこに入る三セク直営の飲食店で、市長の愛人が責任者に抜擢され、勤務しているという、いわば、「愛人の公的支援」疑惑を指摘したのである。

 有権者の1人が言う。

「記事が出ると、市内では話題になりまして、市長の支援者は火消しに躍起でした。一方で、実は疑惑が表沙汰になって以降、市長の“愛人”は飲食店を休んでいるのです」

 藤井市長は、今年2月25日の市長選に当選して現在3期目。以前は元自民党幹事長・古賀誠氏の政策秘書をはじめ、錚々たる代議士の秘書を務め、自身も衆院議員を1期経験した古狸である。愛人スキャンダルのもみ消し方など、百も承知のベテランだ。

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