70歳以上のファン垂涎 CDで売れる“ハイカラ”S盤アワー

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「“S盤アワー”とは、懐かしい。小中学生の頃、熱中して聴いていました」

 そう語るのは、作家の山口文憲さん(70)。3歳でヴァイオリンを始め、小学校にあがる頃は洋楽、特にアメリカン・ポップスに惑溺する日々だった。

「あの頃、日本では何といっても“歌謡曲”人気が高かったし、和製ポップスも台頭し始めていましたが、やはり一番カッコ良かったのはアメリカのヒット音楽。“S盤アワー”は、その香りを逸早く届けてくれるハイカララジオ番組でした」(同)
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