「巨人」オープン戦絶好調で今年は優勝できるの? 重鎮OBが大胆予測
3月30日の開幕は阪神戦
プロ野球は3月30日、セパともに開幕を迎える。注目は、やはり巨人。「巨人、大鵬、卵焼き」の時代に比べれば下落しているかもしれないが、いまだにトップクラスの人気球団だ。
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昨年、巨人が主催する試合の観客動員数は約295万人、これは全12球団で2位だ。ちなみにトップは阪神の約303万人。巨人の1試合平均入場者数は約4万1000人で、パリーグに4万人台のチームは1つもない。
巨人と阪神の人気が突出しているとも言えるかもしれないが、そんな2チームは30日、開幕戦で激突する。注目が集まるのは誰の目にも明らかとはいえ、内容も好カードになるのだろうか。
特に巨人ファンにとっては、“強いようで弱い”という、隔靴掻痒なシーズンが続いている。最後に優勝した12年からの6年間を振り返ってみよう。
12年【原監督】 セ・リーグ1位でCSも勝利し、日本シリーズで日ハムを倒し日本一
13年【原監督】 セ・リーグ1位でCSも勝利するが、日本シリーズで楽天に敗北
14年【原監督】 セ・リーグ1位だったが、2位の阪神にCSで敗北
15年【原監督】 セ・リーグ2位で、1位のヤクルトにCSで敗北
16年【高橋監督】セ・リーグ2位で、3位のDeNAにCSで敗北
17年【高橋監督】セ・リーグ4位で、11年ぶりのBクラス
絵に描いたような右肩下がりだ。不安なファンも多いかもしれないが、「今年の巨人は違う」との声は根強い。
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