星野仙一氏「お別れの会」に「中日のドン」欠席の意外な理由

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ドンには誰も逆らえない

 中日新聞関係者が声を潜めて語る。

「実は、ドラゴンズのオーナーである白井文吾さんが星野さんのことを毛嫌いしており、“紙面でお別れの会を大きく扱うな”と意見したそうなんです。今年で90歳になった白井オーナーは、現場からの叩き上げで中日新聞の会長まで登り詰めた人物。いわば読売新聞のナベツネさんのような存在で、社内で逆らえる人は誰もいません」

 もっとも、このオーナーの“星野嫌い”は徹底しているようで、「お別れの会」でも露骨に発揮されているという。

「今回、東京で行われた会の発起人は、楽天の三木谷オーナーで、28日に大阪で開かれる会の発起人は、阪神の坂井信也オーナーです。となれば、白井オーナーも発起人として名を連ね、名古屋でお別れの会を主催しても良さそうなもの。しかし、白井さんにその気はまったくないし、東京で開かれた会も欠席しています」(同)

 事実、2月24日に名古屋でも「お別れの会」が開かれているのだが、こちらは後援会が主催しており、発起人代表は愛知県知事の大村秀章氏。白井オーナーは出席すらしていない。

「さらに、白井オーナーはそうした場で特別に配られる冊子などへの協力も拒否しているそうなんです」(同)

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