処女作に300万円? 油絵を始めた「千葉真一」語る

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 老後に趣味を持つことは、長生きの秘訣のひとつとされる。ましてや巨額の資金が必要な映画作りに比べれば、安上がりで、“いい趣味”ではないか。俳優の千葉真一(79)が、近頃、どういう風の吹き回しか、油絵を始めたというのだ。しかも、処女作は、破格の値段で買い手が付いて……。

「昔から、絵を描くのは好きでしたよ、水彩画とかをちょこちょことね」

 と言うのは、千葉本人だ。これまで、度々、映画製作に纏わる借金トラブルが報じられただけでなく、3年前には女子大生との交際も発覚。来年、傘寿を迎えようという割に、随分と“現役”感が強い千葉だが、年相応の趣味、油絵にハマったのは、昨年の暮れからだそうだ。

「飛行機に乗っている時に、映画も面白くなくて暇だった。それで、たまたま持っていたペンで、自分の手のデッサンを描いたんです。それを自宅のテーブルに放っておいたら長男の真剣佑(まっけんゆう)が見て、驚いてね。絵心が騒ぎ出したというわけ」

 早速、画材を購入し、知人に絵具の溶き方から、道具の使い方などを教わった。そして、正月。仲間とのパーティーをしている時に、初作品のテーマが閃いたという。

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