森友文書改ざんの悪い冗談!? 自民党大会の「お土産」がヤバすぎる

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野党スパイの破壊工作説まで

 会場に入ると既に司会者がマイクを持って、ご丁寧にも“お土産”について説明をしていたという。

「司会の方は『お土産は書いて消せるマグネットシートです。何回書いても消せますので、どうぞ何回でも書いて消してください』と連呼していたんです。私は信じられませんでした。少なくとも私の周りでは、多くの人が笑えない冗談を耳にしたような状態になっていて、変な空気が立ちこめていましたよ。『なんでこんなものをお土産にしたんだ?』とか『これはブラックジョークなの?』と困惑したような声も聞こえてきました。私も『これは野党のスパイが党内部に潜り込み、破壊工作として企画したお土産ではないか?』と、あらぬ妄想が湧き上がりました。もちろん、党大会のお土産を用意した後に森友文書の改ざん問題が発覚した、というのが実情なんでしょうけど」(同・出席者)

 ひょっとすると党内部でも「これはまずいんじゃないか」と声が上がった可能性は考えられる。とはいっても、お土産を差し替える時間的余裕がなかったのだろうか。

 とにもかくにも、あろうことか自民党みずからが安倍首相の陳謝に水を差す格好になってしまったのは否定できない。

 ちなみに、こういう場所では取材に来たメディア関係者にも同じお土産が配られることが多い。森友文書改ざん問題でスクープを放ったのは朝日新聞だ。同社の記者も受け取ったとしたら、それこそ本当のブラックジョークかもしれない。

週刊新潮WEB取材班

2018年3月26日掲載

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