「森友で残業100時間」上司への怨嗟が綴られた職員の「遺書」
1年以上に亘ってくすぶってきた「森友問題」が、ここにきて爆発した格好である。自殺した50代の近畿財務局職員は遺書を残していた。そこに書かれていた中身、あるいは名前を巡って、財務省の当事者たちは戦々恐々だという。なぜ彼は、自らの命を絶つまでに追い込まれたのか。怒りの矛先はどこへ向かっていたのか。親族がその心中を代弁した。
職員について、
「様子がおかしいのに気が付いたのは、昨年の8月でした……」
こう証言するのは、職員を幼い頃から知る、ごくごく近しい親族である。...