自殺報道にも空気が読めない「アッキ―」優雅なる日々

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「主人がお茶を沸す」

 実は直前まで参加者のみならず報道陣にも、昭恵夫人の来場は明かされなかったと明かすのは、あるキー局のディレクターである。

「昨年もアッキーはこのイベントに参加しましたが、報道陣が殺到し罵声も飛び交った。それで今回は、昭恵夫人たっての希望で事前告知はしなかったそうです」

 その甲斐あってか、会場では森友問題に触れられることは一切ナシ。それで気をよくしたのだろうか。居合わせた参加者によれば、

「冒頭、昭恵さんは『パートナーシップ』をテーマに15分ほど講演をしたんです。その中では、“最近は私が家事をやらなくても、主人が洗い物とか簡単な家事を手伝ってくれる”なんて、総理との円満な暮らしぶりを披露していました」

 別の参加者はこうも言う。

「以前は、昭恵さんがお茶を沸し総理の水筒に入れていた。ところが、最近はお茶を淹れなくなったとかで“主人がお茶を沸してくれるようになったんですよ”と微笑んでいましたね」

 こんな日々をお過ごしでは、たとえ総理がピンチであろうと空気が読めないのは、頷けるというものだ。

週刊新潮 2018年3月22日号掲載

特集「3選も改憲も吹き飛んだ『森友改ざん』の爆心」より

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