こんな記事も読まれています
ボブ・ディランも出演「フジロック」第1回目をプレイバック
今年で22回目の開催となった「フジロック・フェスティバル」。
現在のフェスブームの先駆者でもあり、参加者の年齢が幅広いことでも知られているが、今年は最終日にボブ・ディランが出演するから、おそらくは高齢者の数も例年以上に多くなると予想される。
そしてこのフジロックの第1回目が、高齢者どころか若者にとっても過酷なものだったことはよく知られた歴史だろう。名前の通り、富士山の近くで行われたのだが、悪天候の影響などで参加者がかなり悲惨な目に遭ったのだ。
この第1回以降、フジロックを取材し続けている西田浩氏(読売新聞記者)は、フェスの歴史を紐解いた著書『ロック・フェスティバル』で、自身の体験も踏まえて当時のことを振り返っている。...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
宇多田ヒカル、椎名林檎、aiko、浜崎あゆみ 4人がデビューした1998年の奇跡
これまでのところ、日本で最もCDが売れていた年は1998年。この年、日本におけるCD総生産枚数は4億5717万3000枚、総売り上げは5878億7800万円である。
同年のアメリカのCDの売り上げ枚数は8億4610万枚と上回るものの、人口を考えると、1998年の日本人は「人類史上最もCDを買っていた国民」と言ってもよい。おそらく、この数字が更新されることはないだろう。
さて、それとは別の意味でも「1998年」は特別な年である――そう述べているのは、このたび『1998年の宇多田ヒカル』を上梓した音楽ライターの宇野維正氏だ。...
つづきを読む