「刺し違える覚悟でお話します」――元愛人の赤坂芸者が明かす「福井照」新大臣のカネと女

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“しゃこたん”、ハレンチ写真、出資金詐取疑惑も…

 軽い脳梗塞の疑いで検査入院していた江崎氏の後任として、2月27日、福井照(てる)代議士(64)が沖縄・北方担当相に就任した。

「『二階派枠』で入閣した江崎さんの後釜は、自民党を仕切る幹事長であり、二階派の領袖である二階(俊博)さんに一任されました」

 と、大手紙の政治部デスクが解説する。

「安倍(晋三)総理にしてみれば、秋の総裁選を睨んで、是が非でも二階派を手なずけておきたい。そのため、江崎さんの後任人事も二階さんの希望を丸飲みしたんです。二階さんは鶴保さんの再登板などを検討したものの、結局、自派閥で閣僚経験のない福井さんを推しました」

 この新大臣誕生の経緯は、すなわち官邸による「身体検査」が事実上、行われなかったことを意味する。実際、福井氏は就任会見で北方領土の色丹を「しゃこたん」と読み間違える無知を晒し、早速、大臣としての資質に疑問符が付くことになった。

 また翌日の衆院予算委員会では、2009年に「週刊現代」に掲載された福井氏と温泉コンパニオンとのハレンチ写真が取り上げられ、野党議員に「人には見せられないような恥ずかしい写真だ。女性が見たらどう思うか」と、追及される事態に発展する。

 さらに同委員会では、彼の後援団体の元幹部による「出資金詐取疑惑」も問題視され、早くも福井氏の大臣生命には黄色信号が灯り始めているのである。

 そこに、新たに加わる元芸者の告発──。その核心に迫る前に、まずは福井氏の来し方を振り返っておく。

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