高梨沙羅、“特別扱い”で日体大卒業 批判噴出

スポーツ

  • ブックマーク

〈行春(ゆくはる)や 鳥啼魚(なきうお)の 目は泪(なみだ)〉――元禄2年3月27日、俳人・松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅で、江戸を出立する際に詠んだ句である。別れの季節に身を置けば、誰しも目が潤むもの。今春、日本体育大学(日体大)を卒業する高梨沙羅(21)の場合はどうかといえば……。

 平昌五輪のノルディックスキー・ジャンプ女子で、高梨は銅メダルを獲得した。4位だった前回ソチ五輪の雪辱を果たしたとされるが、3月1日付「日刊スポーツ」では、高梨が独占手記という形で〈4年後北京で今度こそ「金」〉という決意を綴った。...

つづきを読む