「コインチェック社長」だけでも逮捕したい「警視庁」100人の捜査態勢
捜査関係者は芥川賞受賞作のタイトルを引いて、自虐的になっているという。「限りなくゼロに近い(から気分は)ブルー」。コインチェック社(CC社)から580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出して1カ月が経過。警視庁は異例の100人態勢で捜査を続けているが、犯人逮捕の可能性はほぼゼロに近い。そこで、捜査幹部は、「せめて社長を逮捕したい」と口にし始めているのだ。
「捜査を担当するのは、警視庁生活安全部のサイバー犯罪対策課です」
と、警視庁担当記者。...