栄氏が反論“私は伊調の従兄弟に謀られた” 「恐喝」「美人局」常習犯の仕掛け人

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国民栄誉賞授与式にも参加

 伊調の従兄弟は「恐喝」「美人局」の常習犯というほかない。ところが、この無法者、実は、セキュリティが厳重な首相官邸に足を踏み入れたことがあったという。

「16年10月に、伊調選手の国民栄誉賞の授与式が、首相官邸で行われたのですが……」

 とは、警察関係者である。

「安倍総理から、賞状や記念品が贈られる場に、父親の春行さんや北京五輪48キロ級で銀メダルを獲得した姉の千春さんらが同席しました。それ以外に、伊調選手の問題の従兄弟も“家族枠”で参席していた。本来なら、“身体検査”ではじかれるのですが、苗字を変えていたため、逮捕歴の確認がすぐにはできなかったのです。後々、そのことが判明し、首相官邸の危機管理上、問題ではないかということになりました」

(下)へつづく

週刊新潮 2018年3月15日号掲載

特集「パワハラ騒動に『栄和人』強化本部長が反論! 『私は伊調の従兄弟に謀られた』」より

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