産経新聞、橋下徹、長谷川豊……朝日「森友文書スクープ」に手の平返しの人々

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謝りながらも宣伝する人も

 元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(42)は、3月10日の自身のブログに「朝日の『自称』スクープに元朝日社員までが苦言」というタイトルの記事を掲載。

《記事内容も全文読ませてもらったが…朝日さんも本当に大丈夫なのか?と心配になるレベルの記事と表現だと言わざるを得ない。元同じ業界にいた人間から見ても、「本当にぐうの音も出ないレベルでの証拠」を抑えているのであれば、あの表現になるかなぁ…と読めてしまう》(編集部註:原文ママ)

 やはり報道内容に疑問を呈していたが、その数時間後、共同の報道を受け、「朝日への揶揄ともとれるコラム内容を謝罪させていただきたい」というタイトルで記事を公開し、長谷川氏はストレートに朝日新聞に謝罪した。

《朝日新聞の安倍政権への偏向的な記事の多さから、今回もハナから疑ってしまっていた。無礼な表現をしてしまった》

と率直に綴った。

 ところが3月12日のブログでは「今回は朝日のスクープに称賛を送りたい。そして維新の腕の見せ所だ!」とのタイトル。朝日を称揚しながらも、自身が出馬した政党にも期待を寄せるという凄い内容になっていた。こちらは「過ちて改めた」のは事実だが、ちゃっかり宣伝にも使ったということなのだろうか。

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