習近平がいよいよ皇帝に? 「終身国家主席」目指すわけ

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 3月5日から始まった、中国の全国人民代表大会(日本の国会にあたる)で、国家主席の任期撤廃の憲法改正案が提出された。かつて毛沢東の独裁を招き、文化大革命で国中が大混乱に陥った反省から、国家主席、副主席の任期は2期までと決められたのだが、その縛りがなくなるということになる。すでに中央軍事委員会の主席でもある習近平。軍も手にした終身最高権力者となれば、まさに「皇帝」の誕生だ。

 21世紀のこの時代に、まさか本気で「皇帝」に? だが、習近平の性格から考えればありえると指摘するのは、『習近平と永楽帝』の著書がある山本秀也氏(産経新聞編集委員兼論説委員)だ。...

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