“薬物売買”“殺人依頼”も… 盗難NEMが取引「ダークウェブ」に行ってみた

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 仮想通貨の信用を失墜させたのが、コインチェックから580億円分のネムが盗まれた事件である。

 その後、警視庁サイバー犯罪対策課による捜査で、日本人男性の存在が浮上した。「ダークウェブ」と呼ばれる特殊なネット空間を介し、盗まれたネムの一部を、自身が保有していた仮想通貨「ライトコイン」と交換していたのだという。

 資金洗浄の場として使われたダークウェブとは一体、何か。サイバーセキュリティ企業「スプラウト」の高野聖玄社長が解説する。

「グーグルやヤフーなどで検索すると誰でも目にすることができるネット空間をサーフェイスウェブと呼ぶのに対し、検索エンジンでは探せないのがディープウェブです。...

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