大杉漣さん、異変から4時間で急逝… 考えられる2つの病
異変から4時間で急逝の「大杉漣さん」(上)
痩身のスポーツマン。不健康という言葉が一番不似合いに思えた、まだ66歳の大杉漣さんが突然逝ってしまった。
旅立ったのは2月21日午前3時53分。その前日、千葉県富津市でドラマの撮影を終え、酒を酌み交わしてホテルの自室に戻った直後、激しい腹痛に襲われ、共演者にLINEで訴えたという。松重豊が気づき、あわてて県内の病院にタクシーで運んだが、そのまま帰らぬ人となってしまった。
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「大杉さんはたけし映画に最も重要な主役ともいえる存在で、常にたけしさんに寄り添う相棒でした。ご自身の転機になったのも『ソナチネ』。当時、役者を辞めて徳島の実家に帰ろうとしていたそうですが、この起用で知名度が上がり、その後はあのご活躍でした」
漫才コンビ、浅草キッドの水道橋博士が語る。大杉さんの健康については、
「慢性的な腰痛を別にすれば、ずっとサッカーをして、痩せていらしたから、不健康な印象はなかった。ただ、僕と同じワーカホリックで、インディペンデント系まで多くの作品に出られていたので、ストレスを抱え、身体にも負担がかかっていたのかもしれませんね」
大杉さんと同郷で、十数年前からバンド活動を共にしてきた堀尾和孝さんは、
「漣さんはギター、ボーカル、ハーモニカを担当して、僕と知り合ってからは深酒はしないし、タバコも10年くらい前にすっぱりやめていました。いつもパワフルで、心臓が悪いという話も聞いたことがなく、今回のことは信じられません」
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