杜撰「裁量労働データ」 塩崎前大臣を狙った“爆弾”?
今国会の目玉である“働き方改革法案”を巡って、国会が炎上している。
きっかけは、厚労省が作成した“裁量労働制の人の労働時間が、一般労働者より短い”ことを示すデータ。これに大きな不備があることが発覚したのだ。
厚労省担当記者が言う。
「そのデータを根拠に、裁量労働制拡大の正当性を主張していた安倍総理は、自ら答弁を撤回。勢いに乗った野党は法案提出を阻止すべく、攻勢を強めています」
ところでこのデータ、厚労省が作成し、政府に提出したのは3年前。...