不倫の桂文枝に一門から批判! 揺らぐ上方落語協会会長の座

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〈絶対君主制〉

 つまり、文鹿の文枝批判は決死の覚悟のものと言えそうで、肝心のその中身を紹介すると、

〈絶対君主制が染みついた現在の上方落語協会〉(1月30日付文鹿のフェイスブックより)

 こう噛みついた上で、

〈一般企業なら即会見を開き経営トップが揃って頭を下げ、経緯の説明と今後の危機管理、場合によっては後任人事の発表と対応を迫られるはず。(中略)師(注・文枝師匠)の功績は絶大だが、それと疑惑を看過することはスジが違う〉(同)

 確かに「ヤラセ疑惑」は芸の肥やしで済まされる話ではなく、文鹿の指摘は至極ごもっともである。

 そこで、愛人との「ホットライン」だった文枝師匠の携帯電話に連絡をしてみたところ梨の礫(つぶて)。

 オヨヨ、オヨヨ。

「ブンロクの役(えき)」は、果たして「笑劇」の円満解決を迎えられるのか――文枝会長の首筋は、平昌以上に寒いのかもしれない。

週刊新潮 2018年3月1日号掲載

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