高梨沙羅の凱旋帰国に拍手まばら… 本人は銅に満足?
「今まで見たことがない異様な帰国風景でした」
とスポーツ紙ベテラン記者が語るのは、平昌五輪で銅メダルを獲得したスキージャンプの高梨沙羅(21)のことである。
テレビでおなじみだが、選手が凱旋帰国する際、空港の到着ゲートからセレモニーや会見をする場所まで、数十メートルにわたって規制線が張られる。そして、選手たちはそこをカートを押して移動する。万雷の拍手や温かい声援を浴びながら。
ところが2月14日、高梨がメダルを胸に羽田空港に降り立った際は違った。...