統一教会「桜田淳子」の本格復帰を可能にした「実家の事情」

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 やはり一度浴びたスポットライトを忘れられないのか。桜田淳子(59)が「本格復帰」の動きを見せている。そのウラには実家の事情も絡み合って……。

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 例えば山口百恵は、復帰を嘱望されながら40年近く、沈黙を保ったままだ。それに比べ、醜聞の色濃い桜田は、求められてもいないのにカムバックへ色気。「花の中三トリオ」も、対照的な“その後”を歩んでいる。

 2月7日、35年ぶりのオリジナルアルバム発売を公表した桜田。25日の発売後、翌3月にはベストアルバムをリリース、一夜限りのイベントも開くという。

「ここ数年、彼女の動きは実に活発ですね」

 と言うのは、さる古参の芸能ジャーナリストである。

 桜田は1992年、霊感商法で非難を浴びていた統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の「合同結婚式」に出て以来、事実上の「引退」に追い込まれた。しかし、

「2013年、“育ての親”のサンミュージック・相澤(秀禎)会長の葬儀に出たのを皮切りに、同じ年には銀座で20年ぶりにイベントを開催。昨年もコンサートへのゲスト出演を果たし、歌を披露しています」(同)

 それに続けての「今回」だから、これは「本格復帰」へのステップ1と解してよかろう。

「実はこの間、彼女の周辺に動きがありまして」

 と続けるのは、先のジャーナリストだ。

 桜田は秋田市の出身。兄、姉に続く次女で、父は既になく、現在、実家には90歳前後になる母と兄が住んでいる。が、近所の住民によれば、

「お母さんの姿をここ数年、全然見ていないんです。もう高齢でしょう。どうも認知症のようで、ショートステイを利用しているとか、ホームに入っているとか、近所では専らそういう話になっています」

 この母はかつて父や兄と共に、必死に桜田に脱会を勧め、一時、愛娘との仲も悪化した。その後、関係は持ち直したが、教団にも芸能活動復帰にも否定的なままで、実際、2005年、本誌(「週刊新潮」)の取材に、「復帰? そんな話、聞いたことがありません。淳子には今の普通の生活が一番良いんです」と答えている。

「桜田の“重し”となってきた人物が衰え、押さえていたフタが外れた。また、彼女は3人の子がいますが、末っ子は今年で20歳と子育てもひと段落しました」(前出・ジャーナリスト)

 と言うから、こうした事情と復帰は決して無関係ではなさそうなのである。

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