舘ひろしと松野未佳が出演の「ハズキルーペ」CMが連想させる“不適切な関係”

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井戸端会議のバーチャル化が生んだもの

 昭和の時代なら「お茶の間」や「井戸端会議」でプライベートに消費されていた言説が、現在は電脳空間という一種の公共空間にも進出し、一定の影響力を獲得したわけだ。

 ただ、Hazuki Companyの名誉のために言い添えておけば、翌朝のシーンは、ホテルなのか、同室なのか、それも不明だ。動画を見返していただきたいが、自宅のバスルームと娘の部屋だったとしても不思議はない。説明を端折ったための誤解という部分はあるだろう。

 だからといって、愛人説を論破したことにはならない。むしろ「やましい関係だから場所を説明しなかったんだ」と茶化すことさえできる。本当にCMの制作者や企業にとって大変な時代になったものだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年2月26日掲載

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