舘ひろしと松野未佳が出演の「ハズキルーペ」CMが連想させる“不適切な関係”

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辛酸なめ子氏は「ギャグだと思った」

 実際、オリンピックの期間中にCMが職場で話題になったという、40代の男性会社員が振り返る。

「女性の上司が『信じられない』と苦笑していて、それで公式サイトの動画をチェックしました。確かに館ひろしさんなので、あまりにフェロモンが過剰ですよね(笑)。松野さんの服も、銀座ホステスの私服みたいな感じだったとは思います」

 しかし、後輩にあたる30代の男性社員は「そこまで愛人っぽい感じはしなかったなあ」と困惑顔だったという。結論から言えば、意外にも世代差や男女差はなかったそうだ。愛人説と親子説の両方に分かれた。

「CMを擁護するだろうと勝手に予測していた男性上司が『父親のハズキルーペを娘が装着するのは、血の繋がっていないパトロンのパパと愛人であることを示す暗喩だ』と笑っていて、結構びっくりしました。文字通り人それぞれのようです。また、愛人説を支持する社員でも、本気で『気持ち悪い』と嫌悪している人はいなかったと思います」

 編集部がCMの視聴を依頼した、コラムニストの辛酸なめ子さん(43)も、「愛人関係という印象は受けませんでした」と指摘する。

「まるでコントというのが率直な感想で、普通に笑いながら見ていました。ちゃんとした眼鏡なら似合うはずの舘ひろしさんが、ハズキルーペをかけさせられている。これだけで笑えます。他にもフレームの強度を示すため、父親と娘が一緒に押しあったりする過剰な演出も、やはり噴き出してしまいましたね」

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