宇野昌磨“自伝本”突然の発売中止!? Amazon予約開始でファンも大騒ぎの怪

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宇野サイドと光文社がトラブル?

 こうした動きを、しっかりと見逃さないのがファンだ。Amazonなどの告知を把握し、喜びながら公式サイトもチェックすると、いきなり「事実無根」と完全否定。おまけに光文社の電話番号が記載されている。相当に困惑したのではないだろうか。

 さる宇野ファンのブログには、公式サイトの指示通り光文社に電話して問い合わせをした、とある。光文社の担当者は「確かに企画は存在していたが、なぜかAmazonに流出した」との説明を行ったとし、丁寧な対応には好印象を持ったと記している。

 しかしながら、プロの編集者は、この回答に異議を唱える。

「私もAmazonの予約受付は見ました。ファンの方が書かれたブログも拝読しました。しかし予約受付には、ページ数や定価だけでなく、しっかりとISBNコードも記載されていたのです。本に付けられる世界共通のコード番号のようなものですが、少なくとも私の経験では、ページ数が決まり、定価も確定しなければ、ISBNコードは申請しません」

 裏返せば、書籍としては、ほとんど完成していたことが推測されるという。

「どう考えても光文社さんは自伝の完成原稿を受け取り、書籍としての体裁を整えていたはずなのです。印刷を終えていたとしても全く不思議はありません。そんなタイミングで『発売は事実無根』と公式サイトで発表したとなれば、普通は光文社さんと宇野さんサイドのトラブル、それも相当に深刻なトラブルがあったのではないかと疑います」(同編集者)

次ページ:光文社の担当者に取材

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